外壁乾式工法
実用新案登録済 登録第3232538号
意匠登録済 登録第1650656号
レミュール®とは建物の外壁にアルミレールを留め付け、タイルをはめ込むだけの簡単乾式工法です。(高さ13mまで)
外壁へのタイル貼りは、大きく湿式施工(モルタル貼り)と乾式施工(接着剤貼りなど)の2種類に分かれます。モルタルおよび接着剤を使用した場合、通常は施工後の養生期間を必要とし、翌日に目地詰めや清掃などを行います。つまり、施工後1日余分に時間・作業費などのコストがかかってしまいます。大判タイル工法では一般的にタイルへの加工が必要で、加工専門業者への発送費用や加工の費用、その他の日数も加味しなくてはいけません。併せて、専用の部材が必要となり、また、施工には専門知識が必要です。引っ掛け工法は専用下地材の用意と裏アシ形状が特殊な専用のタイルが必要になり、接着剤も使用します。
また、タイルを貼る専門の職人の方たちに高齢世代が多くなり、若年世代がこれらの仕事を避けてしまっている事や、建物の建設が技術の進歩により簡略化されてきて施工期間の短縮が図られている状況などにより、タイルを使うケースが年々と少なくなってきています。住宅外壁では、サイディングを使うことが多くなってきているのが現状です。
建物は、一度建設されたら長い期間その景観に馴染んでいきます。多種多様な外壁材料がありますが、せっかくなら納得いく材料を使ってみたいと思いますよね?工業化された製品ではなく、やはり焼き物であるタイルを使う事で様々なメリットを得てもらいたい。そのような思いを持っています。
私たちがおすすめするレミュール®は、胴縁にアルミレールをビスで留め付けるだけ。そこにタイルをはめ込みます。
特長
- イージーメンテナンス
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現在、一般戸建て住宅外壁ではサイディングが最も使用されています。しかし、通常、サイディングは10年後には塗装するなどのメンテナンスが必要です。
レミュール®は、焼きしめたタイルと耐食性の高いアルミを使用します。共に、吸水がほぼ無い為、表面に付着する汚れを除去するだけで長期間綺麗さを保つことが出来ます。(一部施工場所・条件による)
- 軽量素材
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非常に軽い材質であるアルミと通常の床タイル10mm厚の約半分「5.5mm厚」のタイルを開発しました。それでありながら、強度はJIS基準をクリアしています。
全体重量が軽い事により、建物への重量負担が軽減されます。建物を永く使える要因にもなりますよね。
- 簡単取付
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アルミレールは胴縁にビス止めします。タイルは部分的に接着剤を付けてレールに差し込むだけ。これらにより納期が短縮できます。相対的にゴミの軽減につながります。養生期間なども無くなるので工期短縮につながりますし、コスト軽減にもつながります。
- 安心設計
- 弊社で培ってきたアルミ手摺などのノウハウを活かして開発しております。地震による建物の大きな変形にも支障なく追従し、超大型台風による風圧にも十二分に耐えられる事を自社実験により確認しており、安心してお使いいただけます。
取付までの流れをご紹介
一例をご紹介します。
木胴縁の上にアルミレールを留め付けます。
推奨ビス: ステンレス瓦用ビス3.8×55 |
その後、傾きなどを調整してガスケットと呼ばれるスポンジを貼り付けます。
裏がシールになっているので簡単に貼り付け可能です。
スポンジ部にシーリング材を1滴付け、タイルをふすまを差し込むように取り付けます。
タイルは約1kg、軽量で取り扱いはすごく楽です。
タイルを差し込む際、縦目地部に目地棒を立てかけ、間に挟みます。
取付完了。
選べる材料
1. 薄型タイル 天然石調の施釉タイル
600×300×6.0mm *高級天然石「ボルカニックブラック(溶岩石)」を大胆に再現したエグゼクティブシリーズ。
600×300×4.8mm *大理石の王様カラカッタ(花崗岩)を綺麗に表現しました。
300×300×5.5mm *300角の無釉タイルです。いろいろな場所で扱いやすい砂岩調を表現しています。
2. アルミレール スタンダードな2色!
※ウェブサイト上での画像表現のため、現品との差があります。ご了承ください。
他部材のご紹介
LMLA001 横レールA |
LMLA002 上部レールA |
LMLA003 下部レールA |
LMLA006 エンドレールA |
LMLA012 エンドレールB |
LMLA013 目地ジョイント材 |
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- ※胴縁(柱)より外側部分(意匠面)材料の販売となります。予めご了承願います。
- ※材料販売のみとなります。
- ※カット加工お受けいたします。加工費および加工納期が必要となります。
- ※少量在庫でのお取り扱いです。事前に在庫確認をお願い致します。
- ※納品後、また、施工後の返品はお受けしておりません。